月別アーカイブ: 11月 2019

それでも明日がある

それでも明日がある」 2019/11/24

ルカ21:5~19

きょうは聖霊降臨後最終主日。教会暦では1年最後の日曜日です。この日は「世界の終わり」についての聖書箇所を読むことになっています。今日の福音書ルカ21章には、「戦争や暴動」「大地震、疫病、ききん」「天の万象が揺り動かされる」等、まさに「世界の終わり」のイメージ通りの言葉が並びます。
それらの出来事の中で、イエス様がいちばん最初にあげられたのは「エルサレム神殿の崩壊」でした。 (さらに…)

みんな生きている

みんな生きている」 2019/11/17

マラキ4:1~2
ルカ20:27~40

きょうの福音書に出てくる「サドカイ人」は、高学歴で高収入でしたが、復活を信じない人たちでした。どんなに頭が良くて財産があっても、聖書を全部、あるいは部分的に否定する人は、間違った方向に進みます。 (さらに…)

一度きりの人生

一度きりの人生」 2019/11/10

Ⅰ歴代29:10~13
ルカ19:11~27

今日わたしたちが記念している召天者の方々の年齢は様々です。しかし、みんな同じ重みを持つ1つの命であったと、きょうの聖書は教えています。
今日の福音書に、ある身分の高い人が10人のしもべに1人1ミナづつ預けて旅に出た話が出てきます。「これで商売しなさい」と主人は言いました。あるしもべはその1ミナで10ミナをもうけ、別のしもべは5ミナをもうけました。ところが1人のしもべはその1ミナをふろしきに包んで何もせず、旅から帰った主人にそのまま渡しました。彼は盗みも暴力もしていませんが、主人はこのしもべを「悪いしもべだ」と言って怒りました。
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降りて来なさい

降りて来なさい」 2019/11/3

出エジプト34:4~9
ルカ19:1~10

取税人のかしらザアカイは、人々から多めに税金を集め、私腹を肥やしていました。当時の取税人は皆、そうしていました。それで彼らは金持ちでしたが、人々から嫌われ、「罪人」呼ばわりされていました。
そんなある日、ザアカイの住むエリコの町にイエスキリストがやって来ました。この頃すでにイエス様の名前は広く知られていました。ザアカイは「イエスがどんな方か見ようとした」と書かれています。これは「救いを求めて」というよりもただ単に「有名人を見たかった」からだと思います。しかし (さらに…)