月別アーカイブ: 6月 2020

恐れることはありません

「恐れることはありません」 2020/6/21

マタイ10:24-39

いま日本では、教会に集まって礼拝や集会をしても、捕まることはありません。しかし戦時中は捕まりました。世界には今でもそんな国があります。
こうした迫害の中にあっても「恐れるな」という言葉が、今日の福音書に三度繰り返され、その理由が述べられています。

第一の理由は、(さらに…)

新しい日常

「新しい日常」 2020/6/14

マタイ9:35-10:8

ついに礼拝が再開されたことを感謝します。今回のコロナ禍を受けて、政府が「新しい日常」という言葉を掲げました。実際に新しいシステムや道具が使われ始めています。しかしどんなに方法が新しくなっても、教会がなすべき働きは変わりません。それは「すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやす」(マタイ9:35)、すなわち「教える」「福音を宣べ伝える」「いやす」という働きです。これらの働きが、イエス様から12弟子へ、そして現代の教会へと託されました。

しかしこれらをする時、「元気な私が、弱いあなたを助けてあげましょう」というような態度だったら、相手の人には届きません。イエス様が群衆を見て(はらわたが反応するほどに)「かわいそうに思われた」ように、わたしたちも心底相手の立場に立った手助けや、言葉がけをすべきです。

しかしわたしたち人間は、同情心や哀れみの根底にさえ自己満足を含んでいるような者です。 (さらに…)

疑う者だからこそ

「疑う者だからこそ」 2020/6/7

マタイ28:16-20
Ⅱコリント13:11-13

きょうは聖霊降臨後第一主日。別名「三位一体主日」です。わたしたちが信じている神様は、ただひとりのお方でありながら「父なる神様、御子イエス様、聖霊様」という三つの位格を持っている、という、人間の理解を越えたお方です。

教会は、この三位一体の神様の御名によって洗礼を授けます。マタイ28:19に「父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授けなさい」と書かれてある通りです。「御名によって」の「よって」と訳されている言葉には「中に」という意味があります。すなわち、人は洗礼によって三位一体の神様との交わりの中に入り、神様と完全に結ばれた関係になるのです。 (さらに…)

6月14日 礼拝再開のお知らせ

6月14日(日)から当教会の礼拝を再開いたします。しかし感染予防のため、下記のような形で行います。色々とご不自由をおかけすることになりますが、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

<礼拝時間>

1回目 午前9:30~10:20(礼拝堂)※おもにピースキッズスタッフ(スタッフ以外も可)。
2回目 午前10:30~11:20(礼拝堂、マルタの部屋、他)

<感染防止対策>

①各自、マスクを着用して来会。
②出発前に体温を測ってくる。普段より高めの人は自粛。
③教会に入る際に手を消毒。
④体温を測って来なかった人や新来会者は、受付で非接触体温計で検温。
⑤着席はざぶとんのある椅子のみ(一列3~4人)。
⑥講壇にアクリル板を設置。
⑦讃美歌は声を出さず、歌詞を味わいながら心の中で歌う。
⑧換気を励行。⑨昼食は当面なし。
⑩ネット配信は継続する(10:30~ライブ)。

以上です。

※礼拝出席は決して強制ではありませんので、くれぐれも無理に出席なさらないでください。
※週日の集会については引き続きお休みします。
ピースキッズ(子どもチャペル)は21日(日)の10:45から再開する予定です。

皆様のご家庭に主の守りと平安を祈りつつ。

牧師 永田 令