月別アーカイブ: 2月 2018
荒野にかかる虹
「荒野にかかる虹」 2018/2/18
創世記9:8~17
マルコ1:12~13
14日(灰の水曜日)から四旬節に入りました。この日からイースターまでの40日間(日曜日を入れると46日)を、悔い改めとイエス様への感謝の日々としましょう。
今日の福音書は、四旬節を「40日間」と定める根拠となった箇所です。「そしてすぐ、御霊はイエスを荒野に追いやられた。イエスは四十日間荒野にいて、サタンの誘惑を受けられた」(マルコ1:12-13)。イエス様は洗礼を受けて「すぐに」荒野に追いやられました。わたしたちの信仰生活も、洗礼を受けたからといっていつも平安と喜びに包まれているかというと、そんなことはありません。喜んだと思ったら「すぐに」試練に襲われたり、サタンの誘惑にさらされたり、神様を疑ったりする・・。それが信仰生活です。 (さらに…)
光と影
「光と影」 2018/2/11
Ⅱコリント3:12~18
マルコ9:2~9
今日は変容主日。イエス様の姿が「変容」、つまり変わって、真っ白に光り輝いた日です。しかしある神学者は、「これを変容と呼ぶのは間違っている。本当の偉大な変容は、神が人間の形をとったベツレヘムにおいて既に起こったのだ」と言います。つまり栄光に輝くイエス様こそ本来のイエス様の姿であり、今日の箇所はその姿を一瞬お見せになっただけなのです。いつか再び地上に来られる時、イエス様は本来の栄光の姿で来られます。そして罪びとを裁かれます。しかし、それまではイエス様は栄光を隠され、人々が好き勝手にご自分を評価するのを許しておられます。それは一人でも多くの人を救うためです。 (さらに…)
小さな道から神の家へ
「小さな道から神の家へ」 2018/2/4
イザヤ2:1~4
マルコ1:29~39
今年のあいことばの御言葉は、イザヤ2:3「多くの民が来て言う。『さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。』それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出るからだ。」です。世界中の、まだイエス様を知らない人たちが、「わたしもその道を歩もう」と言って神の家へ集まってくるという預言です。
イザヤがこの預言をしたのは (さらに…)