ステンドグラスの紹介

 

礼拝堂正面に輝くステンドグラス
ロゴスの輝き

祭壇とステンドグラス

※「ロゴス」は「言葉」と訳すことができます。聖書において「言葉」とは“キリストのみことば”のことです。


立体的なガラス

制作者:三浦啓子さん(グラスアーティスト,(株)ロクレールプロダクション代表取締役)

テーマ:ルーテル教会の基となる「聖書のみ・恵みのみ・信仰のみ」をイメージして作成を依頼

特徴 :分厚いガラスをハンマーでカットして作る立体的な厚みを持ったステンドグラス(三浦さん独自の手法『ロクレール』)。この写真のように、突き刺さったような透明なガラスと、削れた平面ガラスが樹脂で繋ぎ合わさっています。

輝き :ひとつひとつのガラスは傷だらけです。そこに太陽の光があたると、えも言えない趣のある美しい輝きが礼拝堂に差し込んできます。しかし、太陽の光の角度が時間とともに変わるにつれ、その輝きは様々な表情に変化していきます。


傷と光は福音の象徴

傷だらけのガラスは、さまざまな過去(傷)を背負った人の姿に例えることができます。光=みことばによって過去のすべては赦され、癒され、傷があるがこそ豊かに用いられ、輝きを与えて頂ける。同じ「みことば」でも、そのときその時によって、内容に幅と深みをもって魂に差し込んでくる。まさに福音の証しそのものの輝きなのです。
傷だらけのガラスはまた、キリストの十字架の釘の傷に例えることができます。その傷は私たちにとっては救いの光なのです。

光なきステンドグラスは…

光があたらない夜のステンドグラスを初めて見た時、あまりのどす黒い不気味さに驚きました。それはまるで人の罪深さを表すかのようです。その本当の姿を知っているからこそ、太陽の光を受けて輝く美しさに感動するのです。光に照らされて私の罪の心も、このガラスのように光り輝くものとされている!と感動しました。

だから礼拝堂にはステンドグラスが相応しい

罪のゆるしにあずかって礼拝堂に入り、みことばの光によって養われ、祝祷を受け、礼拝堂を出る時には再度十字架の恵みを確認して、生活の場へと派遣されていくのです。

一度、姫路教会の美しいステンドグラスの礼拝堂で、ともに礼拝の恵みにあずかってみませんか?