月別アーカイブ: 3月 2021

栄光ある人生

「栄光ある人生」 2021/3/21 主日礼拝メッセージ

ヨハネ12:20-33

冬、枯れ木のようになっていた桜が、春になるとまた花を咲かせるように、わたしたちの人生も、冬のような時期を通ったとしても、必ず春がやって来ます。「イエス様が十字架で死んで復活された」という事実が、それを証明しています。

ある日、ギリシャ人たちが「イエス様に会いたい」と申し出ました。イエス様は弟子たちに「人の子が栄光を受けるその時が来ました。」と言われました(ヨハネ12:23)。弟子たちは「いよいよイエス様が世界から栄光を受ける時が来た」と理解しましたが、イエス様がおっしゃった意味は「わたしが十字架にかかって死ぬべき時が来た」ということでした。イエス様がすべての人の罪を背負って十字架で死んで復活する、これこそイエス様の栄光でした。一粒の麦は、地に落ちて死んで初めて豊かな実を結ぶことが出来るのです。「自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです」(ヨハネ12:25)。

しかしわたしたちは本質的に自分を愛する者であり、他の人のためにいのちをささげることなど出来ません。 (さらに…)

2021年 3月土曜クラブのお知らせ

久しぶりに土曜クラブをします!

三密に気をつけながら、ゲームをしたりおはなしを聞いたり、卒業や進級のお祝いもします。「食育クイズ」の表彰&プレゼントもあるよ。

食事はありませんが「おみやげ」があります。
お金はいりません。ぜひみんなの元気なお顔を見せに来てね!

とき:3月27日(土)10:30~12:00
さんかひ:無料

上からのワクチン

「上からのワクチン」 2021/3/14 主日礼拝メッセージ

ヨハネ3:14-21

ワクチンは新型コロナウイルスなど体の病気に効きますが、「罪の病」には効きません。罪の病に対する治療法を教えてくれるのは「聖書」です。

ある夜、ニコデモというパリサイ人がイエス様を訪ねてきました。彼は他のパリサイ人と違って、イエス様を神のもとから来た教師だと認め、「神の国(天国)に入るにはどうしたらいいのか」を聞きに来たのです。イエス様は「新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」(ヨハネ3:3)とお答えになりました。「新しく」というギリシャ語には「上から」という意味もあります。「“上から”生まれる」とはいったいどういう意味でしょうか? (さらに…)

教会でリクリエーション!

「教会でリクリエーション!」 2021/3/7 主日礼拝メッセージ

ヨハネ2:13-22

エルサレム神殿の境内で、商売人が牛や羊や鳩を売っていたり、両替の店を出したりしているのを見て、イエス様は激しく怒り、それらのお店をひっくり返されました。なぜイエス様はこんなにも激しくお怒りになったのでしょうか?

ここで売られていた動物は、旧約聖書の律法に記された「いけにえ」用の動物でした。いけにえが神殿内で買えれば大変便利です。商売人はそこに目をつけ、祭司に高額の「場所代」を払って、境内でいけにえ販売を始めました。また、外国の貨幣を神殿奉納用の「シェケル」に両替する必要があったため、両替の店も出しました。民衆も「これは便利」とばかりに、市価より高額でしたが、それらの店を利用しました。この状況にイエス様は怒りをぶつけたのです。それは商売人だけでなく、それを認めた祭司たちや、店を利用していた民衆たちにも向けられた怒りでした。「神殿は神を礼拝する所だ。それなのにあなたたちの礼拝は本質から離れ、ただ形だけになっている。いけにえをささげる意味は、神の前に心から悔い改めることではないか」と。でもイエス様の弟子たちさえ、この怒りについていけませんでした。わたしたちの心も、イエス様より「手軽な礼拝」を願った人々の方に近いのではないでしょうか? (さらに…)