月別アーカイブ: 1月 2018

星のよろこび

「星のよろこび」 2018/1/7

イザヤ60:1~6
マタイ2:1~12

明けましておめでとうございます。今日は「顕現主日」。東の国の博士たちが幼いイエス様を礼拝したことを記念する日曜日です。
この博士たちはユダヤ人ではなく「東の国」、つまり外国の人でした。しかも「博士」というのはギリシャ語の「マゴス」という言葉で、「マジック」の語源にもなっており、「魔術師」とか「占い師」という意味があります。
外国人でその上マゴスとなると、ユダヤ社会では「汚らわしい罪びと」とみなされる人たちです。そんな彼らがはるばる東の国からやって来て、 (さらに…)

最後の10リットル

「最後の10リットル」 2017/12/31

コロサイ1:15~20
ヨハネ2:1~11

今日は1年最後の日曜日。しかし教会歴では「最後」というのは特に強調されず、むしろ「最初のしるし」である「カナの婚礼」の箇所です。イエス様が水をぶどう酒に変えられた出来事です。
福音書では「奇跡」のことを「しるし」と言います。しるしとは「サイン」「目印」のことです。イエス様が水をぶどう酒に変えたという出来事の裏に、隠された意味(サイン)があるのです。
今日の箇所でイエス様は、 (さらに…)