良い実を結ぶ人生

「良い実を結ぶ人生」 2019/2/10

エレミヤ7:1~7
ルカ6:37~49

私たちは、良い実を結ぶ人生を歩んでいるでしょうか?
聖書には、「〜しなさい」ということが多く書かれています。今週の箇所では、「弱い人々を大切にしなさい。」「神に仕えなさい。」「さばいてはいけない。」「与えなさい。」とありました。これが良い実であり、良い行いです。
私たちは、「たまには、良い実を結ぶ」と思うかもしれません。しかし、ルカ6:44に「いばらからいちじくは取れず、野ばらからぶどうを集めることはできません。」とあるように、少しでも悪い実を結ぶなら、悪い木ということです。
私たちは、悪いことをやってしまったときに自分の罪を認識しますが、それは、悪い木が悪い実を結んでしまったときです。私たちが本当に悔い改めるべきことは、悪い実を結んでしまったことではなく、自分が悪い木であるということです。
イエス・キリストの十字架によって、良い木であるイエス様と悪い木である私が交換されています。毎日、「御言葉を通して」「洗礼を思い起こし」「聖餐によって」その素晴らしい交換が起きています。
神様が私たちに与えてくださった信仰は、必ず良い実(良い行い)を結びます。私たちが、この世に生きている限り悪い木の性質も残っているので、悪い実を結ぶこともあります。その度に、イエス・キリストと交換していただく必要があります。そのために、毎週の礼拝が用意されています。
神様に信頼する生き方とは、神様の与えてくださる信仰は、ただ罪が赦されるだけではなく、私たちが良い実を結ぶことができると信じることです。私たちは、ただ恵みのゆえに無条件で信仰をいただきました。その信仰は、能動的、主体的、積極的、アグレッシブなものです。私たちも良い実を結ばしてくださる神様に信頼して歩んでいきましょう。 (高平 真生  神学生)